Lv1限定大会「Only1Battle-11th-」使用構築~切り返しツボルドン~

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はじめに

 9月27日に開催されたLv1限定大会の「Only1Battle-11th-」に参加させていただいた記念として記事を書くことにしました。この大会は一部のポケモンの使用が制限された、レベル1ポケモンのみが使用できるという特殊なルールでの仲間大会です。

 

以下概要
blog.livedoor.jp

 

~以下常体~

構築経緯

 火力が非常に高いポケモンの多くが使用禁止になったため、すてゼリフ等で相手の能力を下げつつサイクルを回す構築が増加すると考え、それを起点にするかちきミロカロスを中心に構築を組むことにした。

 ダイマックスエースには前回大会で使われて強かったジジーロンを選択し、起点要因としてツボツボを採用。この三体を基本選出として補完を考えた。

 まずキュウコンサンドパンの霰パがつらいと感じ、いかくをもち、また壁のターンも稼げるきせき ニャビーを採用した。そして相手も自分と同じ考えに至った場合に壁ターン稼ぎを誘うことでミロカロスのかちきの発動機会を増やすことができると考え、アローラキュウコンを採用することにした。

 ここまでで相手のスピンロトムジジーロンなどのダイジェット要員や相手の地面技、そして特にジュラルドンが非常に重たいことに気がついた。しかし、使用可能ポケモンにジュラルドンに明確に有利なポケモンが見つからず、地面の一貫はあきらめて仕方なく自分もジュラルドンを使用することで対策としてパーティを完成させた。

 相手に先にダイマックスを切らせ、それを切り返して勝つことを意識した構築になった。

 

 

個体解説

 ニャビー

もちもの:しんかのきせき
実数値:12-6-6-6-6-6
技構成:かえんほうしゃ/おにび/すてゼリフ/ちょうはつ
特性:いかく

 

 サイクルを回すことができるパーティの潤滑油として採用。

 負担を軽減させるおにび、すてゼリフを両採用し、ちょうはつは催眠対策が皆無であるため覚えさせた。いかく+おにびは少し過剰で、命中不安を嫌って一度も打たなかったので、こわいかお等ほかの選択肢もあったかもしれない。

 後攻すてゼリフによりエースを降臨させる動きが強く、かえんほうしゃも意外と火力があった。

 

ミロカロス

もちもの:ソクノのみ
実数値:13-5-6-7-7-6
技構成:なみのり/れいとうビーム/マッドショット/ミラーコート
特性:かちき

 

 起点要因は水弱点が多いため、それに対して初手に投げやすい構成にした。

 モルペコを強く意識してソクノのみを持たせ、S操作技もこごえるかぜとの選択でマッドショットにした。(オーラぐるまでSが上がるため勝てない。)

 ソクノのみを持たせることで相手のFCロトムを倒せる可能性があるため最後の一枠はミラーコートにした。正直悪い方向にしか働かなかったので、違う技のほうがいい。

 相手が命の珠でなければ、はかいこうせんでも体力満タンの場合はダイマックスの切り合いで勝てるはず。(ジェット+ジェットorサンダーを耐え、アタック+アイスできのみを発動させず落とせる。)

 

ジュラルドン

もちもの:とつげきチョッキ
実数値:12-7-7-7-6-7
技構成:ラスターカノン/りゅうせいぐん/じだんだ/ボディプレス
特性:ライトメタル

 

 ほとんどの試合で選出し、ダイマックスさせた。

 タイプ一致技以外にはアローラサンドパン意識のボディプレスとジュラルドン同士の打ち合いを意識してじだんだを採用した。催眠対策としてダイサンダーも欲しかったが、きれる技がなかったので見送った。パーティ単位で物理技が少ないこともあり、この技構成も悪くはなかった。

 もちものはアローラキュウコンやS+1のアップリューを確実に抜けるこだわりスカーフと迷ったが、打ち合いを意識してチョッキに。この選択も特殊ポケモンダイマックスで殴り合うことが多かったので良かったと思う。

 

アローラキュウコン

もちもの:きあいのタスキ
実数値:12-5-6-6-7-7
技構成:ムーンフォース/ふぶき/こおりのつぶて/オーロラベール
特性:ゆきふらし

 

 相手に先に積まれても切り返しのできるきあいのタスキを持たせた。

 氷技はウパーやギャラドス意識のフリーズドライとも迷ったが、火力を重視したふぶきと、アップリュー意識のこおりのつぶてを採用した。

 攻撃に下降補正をかけてしまい実数値が1低いミスを犯したが、アップリューに遭遇しなかったので影響はなかった。

 

ツボツボ

もちもの:オレンのみ
実数値:11-5-9-×-9-5
技構成:がんせきふうじ/じしん/からをやぶる/ステルスロック
特性:がんじょう

 

 がんじょうを2回発動できるオレンのみ持ち。

 起点づくりと積みエースのハイブリッド型で、基本は初手に置いて起点作成をするが、裏に切り返し要因としておいても腐ることのない非常に使い勝手のいいポケモンだった。

 がんせきふうじを連打しているとからをやぶるが読まれないため、相手の予想できないところからの切り返しが非常に強く、驚くほど活躍した。

 

 ジジーロン

もちもの:きのみジュース
実数値:12-5-7-8-7-6
技構成:りゅうせいぐん/はかいこうせん/ぼうふう/ハイドロポンプ
特性:ぎゃくじょう

 

 このパーティのダイジェットエースで、きのみジュースにより特性を複数回発動させることを狙う。

 ハイドロポンプだいもんじと悩んでおそらく晴れパ意識で採用したと思う。

 わざがダイマックス前提の構成であるため、ほとんどの相手にジュラルドンのほうが刺さっているように見えた今大会では、思ったような活躍ができなかった。

 

 

  •  序盤はおもにミロカロス、ツボツボ、ニャビーで相手を削りながらすばやさを下げるなどして、ダイマックスで抜きやすいように起点を作る。
  •  先に展開されてもジュラルドンで取り返せるため、とにかくジュラルドンはHPを高く保つことを意識して立ちまわった。
  •  ツボツボは切り返し要因として裏に控えさせることも多かった。特にミロカロスで相手の素早さを下げている場合は、からをやぶるの積み合いで上が取れるため簡単に切り返しができた。
  • 実際は考察が外れ、かちきの発動はほとんどなかったが、ジュラルドンが想像以上に強かった。

 

戦績

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11勝1敗 最高最終レート 1635

 

 

~以下敬体~

おわりに

 前回大会は全く勝てずにレート1300代を経験したため、今回の結果は素直にうれしいです。特にツボツボとミロカロスは、気合を入れるためにハートゴールドで厳選してリボンを集めてから連れてきたため、活躍がみれて結果以上にうれしいです。自分は特殊ルールが大好きなので、現在のランクバトルのルールを機にもっと普及することを願っています。

 対戦してくださった方、主催者の方、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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