Lv1限定大会「Only1Battle13th-Lv1竜王戦-」使用構築~先発安定ムドーディアルガ~

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はじめに

 1月16日に開催されたLv1限定大会の「Only1Battle13th-Lv1竜王戦-」に参加させていただいた記念として記事を書くことにしました。この大会は、レベル1ポケモンのみが使用でき、一部の伝説、幻ポケモンが1体のみ使用可能であるという特殊なルールでの仲間大会です。

 

使用可能伝説・幻ポケモン

 

以下概要

blog.livedoor.jp

 

 

~以下常体~

考察

 

まず伝説ポケモン同士の相性関係を考えると、パルキアギラティナに一致で弱点がつけ、メルメタルの上が取れるディアルガが頭一つ抜けているなと感じた。 

そのため、ディアルガに対するメタとして、すなかきサンドやモグリューなどの地面タイプのポケモンや、攻撃しながらとくぼうを上げられるダイアースの価値が非常に高い環境であると思った。

また、専用技が強く、ステータスが優秀なメルメタルの採用数も多くなるだろうと思った。

特に伝説ポケモン相手は確実に先制することが重要であるため、まひなどのすばやさ操作技が蔓延ることも予想された。

 

 

コンセプト

ずっと温めていた、トゲデマルに勝てる

エアームド @ラムのみ
がんせきふうじ/みがわり/ボディプレス/自由枠

を使いたいと思っていたところ、このポケモンの非常に高い先発適正に気が付いた。がんじょうによる行動保障と、ラムのみによる状態異常の耐性によって、安定して初手の削りやすばやさ操作を行うことができる。

しかし、このエアームドが初手で不利をとると感じたのがパルシェンで、からをやぶる+つららばりをされた場合、十分な削りもすばやさ操作もできていないまま突破されるため、対策が必要だった。

そこで てっぺきを採用し、相手のからをやぶるに合わせて積むことで確実にタスキ圏内まで削ることにした。そして裏の先制技で倒すことで被害を最小限にすることにした。

エアームドで起点を作り、ディアルガで上から制圧するような構築になった。

 

(補足)ラムエアームドの強さ

トゲデマルに勝てる可能性がある(みがわりがほっぺすりすりを耐える)

ミミッキュ相手により安定する

・がんじょうをおにびで潰すロトムに対し、行動回数が増える

・でんじはで起点を作る構築に強い

・あくびに強い

 普通のきのみジュースエアームドにみがわりを持たせるのも、受け出しトゲデマルに勝てるのでいいかもしれないと思った。

 

個体解説

 ディアルガ

持ち物:きのみジュース
実数値:13-6-7-8-7-7
技構成:りゅうせいぐん/ラスターカノン/だいちのちから/みがわり
特性:プレッシャー

 

 

パーティーの伝説枠

伝説同士の打ち合いに強く、ダイスチル、ダイアースを無理なく採用できるため対面性能が非常に高い。

エアームドがすばやさを下げた後に上から使うことで相手の補助技を回避し、また能動的にジュースを発動できるみがわりを採用した。

全試合に選出した。

 

エアームド

持ち物:ラムのみ
実数値:12-6-8-6-6-6
技構成:アイアンヘッド/てっぺき/ボディプレス/がんせきふうじ
特性:がんじょう

 

 

ほぼ全試合に選出した先発要員。

ミミッキュに勝つためにアイアンヘッドを採用し、ディアルガにみがわりを採用したために無理にトゲデマルに勝つ必要がなくなり、みがわりを切った。

てっぺきは正直使う場面も少なかったため、ちょうはつやステルスロックなどの採用もありだと思った。

一般的なきのみジュース持ちに比べて耐久力がなく、できる仕事は思ったより多くなかった。

 

エモンガ

持ち物:たべのこし
実数値:12-6-6-6-6-7
技構成:ほっぺすりすり/エレキネット/でんこうせっか/ちょうはつ
特性:でんきエンジン

 

 

メルメタルの主要技の多くを受けることができ、ダイマックスターンを枯らせることを評価して採用した。

またトゲデマルにも強く、ディアルガに打たれるダイアースを透かしたいと思ったのも採用理由である。

まひの通らないでんきタイプに対するすばやさ操作としてエレキネットを採用した。また主にガラルサニーゴを意識して気休め程度にちょうはつを持たせた。

時間がなく、適当にたべのこしを持たせたが、間違いなく失敗だった。

 

 

f:id:drillmole:20210117110848p:plainミミッキュ

持ち物:リリバのみ
実数値:12-7-6-6-7-7
技構成:じゃれつく/ドレインパンチ/かげうち/トリックルーム
特性:ばけのかわ

 

最強の行動保障を持ったポケモン

パルキア用のじゃれつく、ディアルガ、メルメタル用のドレインパンチ、先制技のかげうちを採用。

相手のねばねばネットやダイジェットに対抗できるトリックルームを採用。トリル返しも可能になる。

トリル軸のパーティではなく、切り返しにのみ使用するため、すばやさは下げず、ルームサービスは持たせなかった。

おもにパルキア軸や、選出に迷ったときに選出した。

 

リオル

持ち物:しんかのきせき
実数値:12-6-6-5-6-6
技構成:ドレインパンチ/まねっこ/あなをほる/みがわり
特性:いたずらごころ

 

 

ディアルガ、メルメタル、パルシェンに刺さるかくとうタイプとして採用した。

対面でからをやぶるコータスに勝てるようにみがわりを採用したまねっこ+あなをほる型にした。

まねっこを採用しているため、とくこうは6を粘ったほうがいい。(時間がなかった。)

あまりうまく使えなかった。

 

 ツボツボ

持ち物:オレンのみ
実数値:11-5-9-5-9-5
技構成:ロックブラスト/だいちのちから/からをやぶる/ねばねばネット
特性:がんじょう

 

 

初手に出して起点づくりと見せかけて積むのが強いと思った。

基本ダイスチルを打たれると思ったので、特殊技のだいちのちからを採用し、積みエースとして考えていたので、がんせきふうじではなくロックブラストを持たせた。

ネットを打てば勝てる相手用に一応ねばねばネットを採用した。

あまりうまく使えなかった。

 

 

  • 相手に打たれるダイアースをいかにして透かすか、またはディアルガで上から攻撃するかが重要であるため、それを考えて立ちまわる必要がある。場合によってはエアームドをとっておくという選択肢もある。
  • 実際はエアームドを雑に扱って勝つことも多かったが、それはディアルガが強すぎるために成り立つことであるので、この立ち回りやラムのみという持ち物が普段のレベル1ルールでも強いのか、いささか疑問ではある。
  • ヒートロトムが非常に重く、特にとくぼうが7あるところがきつい。
  • もう少し壁構築やギミック構築への対策を厚くした方がよかった。
  • エアームドから繋ぐ先制技要因としては他にガラルバリヤードディグダウインディ、またシンプルにパルシェンに強いふうせんトゲデマルなども考えていた。

 

戦績

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10勝3敗 最高最終レート 1596

 

 

 

~以下敬体~

おわりに

2位の方と同レートでしたが、とりあえず「Only1Battle」3連覇ということでとても嬉しいです。ただ、TOD勝ちなど納得していない勝ちもあり、もっと構築完成度を高めたかったなと反省しています。

レベル1の伝説ポケモンという、普段出会うことのないようなポケモンと戦うことができ、とても楽しいルールでした。

対戦してくださった方、主催者の方、本当にありがとうございました。

何人かの配信に自分の「伝説的スターのディアルガ」が映っていると思うのでぜひ見てみてください。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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おめでとう花丸高校!!!